昨日は『日本のポンペイ 嬬恋村鎌原ウォーキングツアー 浅間山災害の歴史と「悲劇の村」復興の物語』でした。
鎌原は天明3年の浅間山大噴火で村全体が埋まり、477名が犠牲になった悲劇の村。
生き残った93名が一つの家族として、子供を失った親は親を失った子供と、妻を失った夫は夫を失った妻と、等々、生き残った村民同志が新たな家族となり、そこから復興をとげた奇跡の村です。
地元のガイド宮崎さんから、どのように鎌原が復興してきたのか、解説を受けながら、美しい里山風景が残る鎌原村を歩きました。
軽井沢含め、この地域は如何に浅間山噴火の歴史と共にあるか、鎌原村を歩いて肌身で実感。
天明3年の噴火でも奇跡的に残った鎌原観音堂では、今も直系のご遺族たちが230年以上絶えることなく、
祖先を供養するとともに、毎日当番を決め、訪問客にお茶を無料で振るまっています。
軽井沢から車でわずか30分余りですので、リゾート軽井沢とは異なる、災害の歴史と復興の物語を聞きに、
是非立ち寄ってみてください。