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執筆者の写真Gaku KONO

山梨出張での”出会い”と”学び”


昨日、今日と10年振りの山梨へ行ってきました。

甲府市在住のビジネスパートナー・石川さんにご案内いただき、初日は河口湖、2日目は勝沼と甲府を周遊。

河口湖では株式会社クリエイティブリゾートの加藤 慎一さんをご紹介いただきました。

加藤さんは2014年に天ぷらや「いだ天」を開店した後、わずか4年の間に「たい焼き屋」「ほうとう屋」「ミニ専門のレンタカー」「ほうとう体験教室」と次々と新しいビジネスを立ち上げ、主に訪日外国人をターゲットにビジネスを展開。

特に印象的だったのが、「ほうとう」という定番の郷土料理を若者や外国人にも受けるよう改良を加え、「海鮮ほうとう専門店」という新しいジャンルを切り開き、さらにはありそうでなかった「ほうとう作り体験」をリリース。

まさに「温故知新」。古くて新しい体験は加藤さんの会社のミッション「全ての人のライフスタイルにワクワク感を」そのものでした。

2日目は勝沼と甲府のワイナリー巡り。

東信地域でも年々ワインツーリズムが盛り上がってきていますが、歴史と規模で言えばやはり勝沼。

10年目を迎える「勝沼ワインツーリズム」を立ち上げたメンバーのお一人、 鶴田 真也さんにお会いし、立ち上げからの苦労話や、ワインツーリズムのポイントをお聞きしました。

鶴田さんの言葉で印象的だったのが「地域の人たちの利益が先で最後が我々。単純にイベントの参加者を増やしても意味がない。ワイン生産者と参加者が交流できる規模の人数に限定することで、生産者は自分たちの商品をPRすることができるし、参加者は交流を通じてファンになり、またリピートしてくれる。」

上から目線の地域おこしではなく、何が地域にとって必要なのかを考え、地域の人たちを巻き込んで、一過性ではない継続的なイベントにしてきた結果が、10年も続き、2000人規模のイベント「勝沼ワインツーリズム」です。

そして夜は甲府市で50年続くディープな居酒屋「くさ笛」へ。

80を過ぎても元気でパワフルな女将の笑顔とトークは、一瞬で旅人をこの地域のファンにさせます。

改めて旅の醍醐味は「地域の人との出会い」。これに尽きるな~と実感。

多くの気づきを得た山梨旅をプロデュースいただいた石川さん、2日間に渡り本当に有難うございました。

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